毛穴ブログ

毛穴を愛するあなたに、毛穴に関するエキサイティングでホットな情報を提供する。

角栓の祭り

 

■陣取りゲームと人との関わり

Pokemon Goの開発にはIngressという陣取りゲームが元になっていた。これはあまり流行らなかった。なぜか。プレイヤー同士の関わりが希薄なのだ。ゲーム中に得られる他のプレイヤーの情報は名前とスコアがせいぜいだ。これは他の大昔からあるオンラインゲームに共通している。遥か昔、ウルティマオンラインルナティックドーンといったオンラインゲームがあった。それらのゲームでも、オンラインでの関わりをオフラインでも再現する流れは、あくまでプレイヤー同士の非公式なオフ会程度であった。いっぽう、Pockemo Goは異なる。リアルの友人たちと捕まえたポケモンを見せあったり、はてはレイドバトルといった時間と場所を共有する体験は画面を眺めるだけでは得られない。そうしたリアルな人との関わりを重視したことが一番大きい。

 

■オフラインで時間と場所を共有する楽しみ

 話が変わるが、「ヒットの崩壊」という本で柴那典という方が書いていた話が印象的である。音楽業界ではフェス文化が00年代から盛んになりだ。その要因としてTwitterFacebookの利用者が増加したからこそ、時間と場所を共有するお祭りの価値が高まったことに一因があると書かれていた。SNSにアップされたフェスを楽しむ人々の画像は、他の人にもその熱をリアルタイムに伝播させる。ニコニコ超会議もかなり似たコンセプトのもと、ドワンゴ会長の川上量生が開いたものだ。そもそも、アメリカのバーニングマンしかりコミックマーケットしかり、同じ目的を持った人々が同じ場所に集まると楽しいのは大昔からそうだ。人と会いたい、気持ちを共有したいと思うのは、前回書いたように、人々の奥底に眠る渇望の1つだ。オンラインゲームも、時間と場所を共有する価値を重視する時代になっているのだろう。

 

■凄い動画

同じ祭りを毛穴を愛する者同士で開けたら、どんなに素敵だろう。この世界には、愛すべきスターが数多くいる。大勢から気持ち悪いと罵られようとも、自身の楽しいと思えることを貫けるだけの意志を持った人々がいる。そんな人たちが一同に介してお互いの毛穴を品評しあえたら、そんなに素敵なことはないだろう。

この動画のantovm1991という方は数日前から物凄い角栓動画をアップしている。

https://youtu.be/qM6cwz-Lhrg

 

このブログを読んでいて、毛穴探検隊を知らない人はいないだろう。

http://keanatankentai.blog.fc2.com 

 

noteのはすまるさんの絵柄から、どれだけの気持ちよさを共有できた事か。

https://note.mu/cccm/n/n1567de446c15

 

こうした人々が集まり、手に手を取り合い、毛穴や角栓を心ゆくまで抜くお祭りを想像きてみよう。球場のオーロラビジョンでリアルタイムに角栓を抜く様子を写し、会場の全員で楽しむ。大きなものが抜けた瞬間、大歓声が沸き起こるだろう。そんな祭があるといい。うっとりする。

 

ちなみに毛穴探検隊は気持ち悪いという理由で動画削除や広告非表示という憂き目にあっている。非常に残念なことだが、これまでアップロードされた毛穴や角栓の美しさは決して色褪せない。